2H-07
LLVM IRコードにおける並列化指示文の挿入方式についての検討
○神宮健吾,大津金光,大川 猛,横田隆史(宇都宮大)
LLVMコンパイラシステムでは,任意のプログラム言語で記述されたソースコードを,LLVM IRコードに変換し分析・最適化することで,任意のアーキテクチャにおけるバイナリファイルの実行速度を向上させる.このシステムを用いたさらなる速度向上を目指す為には,LLVM IRコードにおける並列化が求められる.しかしながら,LLVM IRコードの並列化には,LLVM IRを大幅に書き換えなければならないという問題がある.
本論文では,LLVM IRコードの並列化を,指示文の挿入により実現する方法について述べる.この方法による並列化では,LLVM IRコードの並列化が指示文の挿入により実現できるので,並列化にかかるコストを抑えることが出来る.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会