2H-03
Intel/KNLにおける倍々精度疎行列ベクトル積の特性評価
○土肥 樹,田中輝夫,藤井明宏(工学院大),菱沼利彰(筑波大)
倍々精度演算は倍精度変数を2つ組み合わせることで4倍精度演算を実現する。倍
々精度演算は倍精度計算に対して20-30倍の演算量を必要とする.一方、Intelの
Knight Landing(KNL)は多くのCPUコアからなり、それぞれのCPUコアはSIMD拡張
命令のAVX512に対応しているため、理論最大性能が高い。しかし、演算性能に対
してメモリ性能は相対的に低く、演算性能を引き出しにくいと言われている。我
々はそこで倍々精度演算のような演算量の多い手法でのKNLの特性を評価した。
本研究では、倍々精度のベクトル積と疎行列ベクトル積(ここで疎行列は倍精度)
を対象とした。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会