2F-02
ユニバーサルツーリズム安心システムにおけるUD情報収集手法の提案
○工藤 彰(ノーザンシステムサービス),狩野 徹,阿部昭博(岩手県大)
我々は2015年よりウェアラブルデバイスとスマートフォンを活用して、旅行者の身体状況に応じて休憩を促す等の注意喚起や、旅行に同行しない家族らが遠隔で旅行者を見守るための機能等を有するシステムの研究を行っている。このシステムにおいて、段差や通れない道等のバリア情報が重要となってくるが、バリア情報は日々変化するものであり収集するのは容易ではない。そこで、システムにより収集している心拍数や加速度、気象情報等と、旅行者の移動した経路情報を組み合わせることにより、効率よくバリア情報を収集・検索する仕組みを提案する。本稿においては、提案する仕組みの概要と動作確認のために行った実験について報告する。

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