2D-05
クラウドの運用コストを削減するためのリソース調節システムの提案
○中西 惇,楓 仁志,鶴  薫(三菱)
IoTの進歩により様々な機器の稼動情報をセンサで取得し、パブリッククラウドに稼働情報を蓄積することが増えてきている。取得される稼働情報量は時間経過により変動する。ピーク時の稼働情報を逐次蓄積するために、クラウドの処理性能を常に確保しておくと不必要な処理性能を確保することとなり運用コストがかかる。クラウドの処理性能は動的に変更可能であるため、蓄積する稼働情報量に応じて処理性能を調整することで、稼働情報の蓄積に必要な処理性能のみを確保し、運用コストを削減できると考えられる。本論文では、機器の状態と使用計画から、稼働情報の蓄積に必要な処理性能とタイミングを算出し、処理性能を調節するシステムを提案する。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会