2B-04
制約階層に基づくハイブリッドシステムモデリング言語HydLaの静的誤り検出手法
○小山峻平,上田和紀(早大)
検証したいシステムをモデル化する際、記述されたモデルが記述者の意図を正確に反映していないという問題がしばしば起き、これをモデリングエラーと呼ぶ。
HydLaは制約プログラミングパラダイムに基づくプログラミング言語であり、その制約間に優先度を設定することができる制約階層の考え方も導入している。それにより、制約の条件を記述することによる記述量の増大を抑えることができるなどのメリットがある反面、記述量が少ないことでプログラムから一見して得られる情報は多くない。そのためモデリングエラーが発生しても検出や修正は難しい。
本研究では、モデリングエラーの修正を容易にすることを目的として、静的にモデリングエラーを検出する手法を提案する。

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