2B-03
グラフ書換え系から共有メモリ並列プログラムを生成する手法の検討
○冨岡太一,上田和紀(早大)
近年,プロセッサのコア数の増大により並列プログラムの重要度が高まっている.しかし,手続き型言語による
並列プログラムの記述はプログラマに高度な技術を要求する.特にプログラムがメモリの確保,解放,再利用を含むものであった場合はメモリアクセス違反を起こさずに計算することすら困難となる.本研究では,プログラマがより容易に並列プログラムを得られるようになることを目的とし,プログラムの並列性とメモリの利用法を自然に表現できるグラフ書き換え言語のプログラムからその動作を再現する手続き型並列プログラムを生成する手法について考察する.

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