1ZC-08
海況予報情報サービスのための海水温連続観測装置の開発
○荒木康輔,藤橋卓也,遠藤慶一,黒田久泰,小林真也(愛媛大)
漁業従事者による漁獲高の向上を実現するために,多地点での海水温情報の収集と可視化が求められている.現在,太陽光発電とバッテリーを併用した海水温連続観測装置からの海水温情報の収集と可視化は達成しているが,使用している伝送装置と水温計がそれぞれ数十万円で高額である.また,特定の移動体通信事業者の回線以外,使用ができないため,通信費が割高である.そのため,多く設置することができないことが課題となっていた.
課題解決のため,本研究では,伝送装置部分と水温計は安価で代用可能な機材を用いて,低コストの海水温連続観測装置を開発する.また,仮想移動体通信事業者回線を利用することによって通信費の課題を解決する.

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