情報処理学会 第80回全国大会講演要旨

実際の製造業の工場において、製品の所在管理のために製品地図システムを開発した。これは、約1000種類ある製品の位置を誰でも把握できるようにすることを目的としている。しかし、実際の運用では、1つの注文で使用する製品群を効率的に指示することが重要になった。そこで、データベース(DB)に画像を登録し、条件を入力することで、棚番号、製品番号、注文数、製品画像を検索するシステムを提案した。その上で、本システムに使用するDBを選定するために、正規化したテーブル上でのMySQL、MongoDB、および非正規化したテーブル上でのMongoDBにより比較評価を行った。その結果、非正規化したテーブル上でのMongoDBが最も早く処理できることが分かった。