1ZC-01
地上型レーザスキャナによる3次元点群データを用いた道路維持管理システムの検討
○何 啓源,窪田 諭,岡本桂輔(関西大)
 日本の道路構造物には構築後50年を超えるものが数多くあり、老朽化が進展しているため、破損防止や補修強化等の維持管理を効率的に実施する必要がある。道路維持管理では2次元データの利用が主流となっていたが、2次元データは点検や補修の箇所などを管理するためには不十分である。そこで、地上設置型レーザスキャナにより取得する3次元点群データを用いることにより、道路維持管理の高度化に期待できる。
 本稿では、地上設置型レーザスキャナを道路維持管理の現場に適用する際の課題と工夫を述べ、生成される3次元点群データを用いた道路維持管理システムについて検討する。

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