1ZB-02
こだわり行動からの切替促進システムの基礎検討
○宮脇雄也,梶 克彦(愛知工大)
発達障碍児は定型発達児にくらべ,こだわり行動が多く見られる.本研究では物や行動へのこだわりに焦点を絞る.物や行動へのこだわりは,発達障碍児が集団生活を送る上で障害となる.こだわり行動からの強制的な切替は,発達障碍児には苦痛を伴い,パニックを起こす場合もある.また,周囲の支援者にとっても悩ましいことである.このような発達障碍児がこだわり行動を取っている状況から,切替行動が促進される支援が必要とされている.発達障碍児がこだわっている対象物に機器を取り付け音声や振動を用いた支援により,切替行動が促進されるか検証した.

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