1ZB-01
発話訓練の動画を用いた言語障碍の遠隔リハビリテーション支援システム
○平山大貴,長尾 確(名大)
言語障碍のリハビリテーションにおいては,反復して発話訓練を行うことが重要である.近年は超高齢社会を背景として言語障碍者の数が増加傾向にあり,対面で発話訓練の診断およびそれに基づく指導を行う言語聴覚士の負担が増大している.この負担を軽減する手段として,タブレット端末やネットワークを利用した遠隔リハビリテーションが挙げられる.そこで本研究では,タブレット端末で発話訓練を行っている患者の顔を撮影し,その動画をもとに言語聴覚士が遠隔で診断を行うための仕組みを提案する.また,動画から口の動きや音響特徴を抽出し, 言語聴覚士の診断データと組み合わせて機械学習モデルを生成し,診断を自動化する手法を提案する.

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