1Y-02
実用的なメガネ型3次元視線計測装置の開発
○加藤健太，オキディッキ プリマ，伊藤久祥（岩手県大）
これまでに多くの視線計測装置が開発されており,心理学やマーケティングなどの研究分野に広く用いられている.近年のVR(バーチャルリアリティ)やMR(ミックスドリアリティ)の普及により,効果的な情報提示のために,3次元空間における視線情報の分析が求められている.しかし,いくつか研究が行われているが,3次元視線を計測可能な装置は未だに実用化されていない.本研究では,実用的なメガネ型3次元視線計測装置を開発するために,3Dディスプレイを利用した3次元視線キャリブレーションの簡易化や輻輳運動を利用した注視が容易な3D視標の提示方法,仮想空間と実空間における3次元視線の対応について検討した.
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