1Y-01
ARを用いてVR体験者とのコミュニケーション環境を改善する方法に関する検討
○柿沼 育,盛川浩志,小宮山摂(青学大)
HMDを用いるバーチャルリアリティ(VR)の展示会や体験会では、インストラクターは実世界、VR体験者はVR世界に存在しているため、両者のコミュニケーションが難しくなる。そこで本研究では、インストラクターがシースルー型HMDを装着し、VR世界、VR体験者、現実世界の3者を同時に観察できる方法を構築した。この方法を用いて、インストラクターがVR体験者に口頭でタスクを指示する実験を行い、タスクの達成時間、コミュニケーションの容易さ、及びコミュニケーションに用いる言葉の選択について、一般的な2Dモニターによる観察方法と比較検討した。

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