1V-01
センサデータの周期性を用いた行動推定の検討
○伊藤 将,廣津登志夫,藤田 悟(法大)
近年の小型化によりAndroid wearやApple Watchなどのウェアラブルデバイスにもセンサが内蔵され、比較的容易に使用することが可能となっている。そのため、センサの加速度値やジャイロ値を用いて行動や動作を推定する研究が盛んとなっている。その中には複雑な行動をより精度よく推定するために複数のセンサを使用するものもあるが、そこで用いられる特徴はそれぞれのセンサ毎に計算された統計値のみであった。しかし実際の行動では右腕と左腕、右足と左足のように連動して動作している場合が多く、複数のセンサ間の特徴を上手く抽出していない。そこで今回提案する手法では、複数のセンサ間を周波数分解し、位相差を求めることで行動ごとの特徴を解析した。

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