1S-02
符号化歪みを有する動画像に対するフレーム間差分法
○田中哲哉,中村海斗,三浦康之(湘南工科大)
監視カメラは侵入者や不審者の監視を目的とし、施設や市街地など様々な場所に設置されており、中には動体検知機能を備えた物も存在する。近年ではビデオカメラの価格が低下し、個人でも監視カメラを所有する事が出来る。本研究では監視カメラからサーバに動画を転送しサーバ側で動画を保管するシステムを想定しているが、保管領域の確保を容易にするためであったり、通信の負荷を下げるためであったり、様々な要因により圧縮して符号化歪みの激しくなった動画像を扱わざるを得ない場合がある。動画を圧縮する際人間の目には見えづらい情報から削減するため、フレーム間差分法への影響が少ない可能性がある。そこで、どの程度の圧縮率までならフレーム間差分法で動体検知を行うことが出来るか、またどのような条件で精度が向上するかを特定する事を目的とし、実験を行った。

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