1R-08
人物の骨格情報を用いた所持品検出手法に関する一検討
○三浦 誠,阿部 亨,菅沼拓夫(東北大)
近年,荷物の置き引きや置き去りなどの監視を目的として,映像から人物の所持品(人物が持ち運んでいる物体)を検出することへの需要が増加している.所持品を検出するために,移動物体として抽出された領域から人物領域として推定された部分を除去し,残った領域を所持品とみなすアプローチが提案されている.しかし,既存の手法では,人物領域の推定精度が低いため,所持品の検出精度も低下してしまうという課題があった.この課題へ対処するため,本研究では,人物の骨格情報に対するモルフォロジー演算により人物領域を正確に推定し,所持品の検出精度の向上を図る手法について検討する.

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