1R-01
Kinectを用いたペナルティーキックの方向推定における重要特徴点の抽出
○千葉康汰,伊藤慶明,小嶋和徳(岩手県大)
サッカーの試合において試合時間内で勝敗が決まらない場合、PK(ペナルティーキック)戦によって勝敗を決める。そのため、PKでゴールキーパーがシュートを阻止することは非常に重要である。しかし、1930年から2010年までのFIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップの全試合のPKの回数は204回であり、そのうちゴールキーパーがシュートをセーブしたのは38回(18.6%)と低い確率になっている。そこで本研究ではKinect V2を用いて取得したシュート動作の骨格点データから左右の蹴り分けの自動判別をSVM(support vector machine)によって行い、重要特徴点を抽出することで、キック方向を予測するための動作を分析し、ゴールキーパーの支援を行う。

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