1Q-08
分光画像推定による動物の見る色彩のシミュレーション
○渕之上風太(東京工科大),藤堂英樹(中央学院大),柿本正憲(東京工科大)
動物の見た色彩を推定する研究は今まで多く行われてきた。動物の分光感度特性を模擬した撮像装置からRGB画像を生成する研究も行われている。本研究では、少ない種類の色の分光反射率データと入力RGB画像から分光画像を生成し、動物の分光感度特性データを用いて視細胞が受ける刺激量を計算する。これにより、特殊な装置を用いず動物の見た色彩を推定できる。可視光の中に紫外線を含む色覚を持つミツバチに着目し、本手法を用いて、ミツバチの色覚を人間が有したと仮定した際に見える色彩をシミュレートする実験を行った。

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