1Q-07
DFFにおけるHough変換を用いた像倍率変化率の推定
○北野和彦,小林亜樹(工学院大)
一般に流通しているカメラの多くは,フォーカス位置の変化に伴い像倍率が変化する.像倍率変化は,距離推定手法の一つであるDFF(Depth From Focus)法の適用において障害となる.そこで本稿では,像倍率変化率を自動で推定し,像倍率変化を補償した上でDFF法を適用する手法を提案する.本手法では,撮影画像内の直線上におけるエッジ強度のフォーカス位置推移による変化画像を用意し,その上で検出した直線の傾きから変化率を推定する.直線検出に用いるHough変換パラメータの自動推定法を示し,像倍率変化の補償度などについて効果を検証する.

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