1P-03
多視点画像を用いたアンティークミシンの3次元モデル生成
○高橋 翔,清水郁子(農工大)
アンティークミシンの3次元形状はレンジセンサ等を用いて計測すること困難である.本手法では様々な視点からカメラで撮影した複数の画像を用い,Structure from Motion(SfM)と視体積交差法を合わせて用いる.SfMは画像間での特徴点の対応をもとに3次元形状を復元すると同時にカメラの撮影位置などのカメラパラメタも復元できるが,模様のない部分の形状が得られない.視体積交差法はシルエット画像とカメラパラメタをもとに3次元形状を復元する手法であり,輪郭部分の形状を得ることができるが凹な部分のデータが得られない.そこで,視体積交差法の3DモデルをSfMの3Dモデルに合わせて変形することで互いの手法では復元が困難な部分の形状復元を行う.

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