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宿泊施設のビュッフェを対象とした重回帰分析による料理別消費量の予測
○横山 新,奥野 拓(はこだて未来大)
 近年,宿泊施設はビュッフェ形式を採用する傾向にある.また,ビュッフェ形式では顧客満足度の低下を防ぐために,利用客の消費量よりも多く仕込む必要がある.そのため,食品ロスが発生しやすい.そこで本研究では,重回帰分析を用いて,ホテルAのビュッフェで提供されている料理別に,消費量を予測するモデルを構築した.モデルには,過去の料理の消費量や,利用人数,気温などを使用した.重回帰分析の結果,大人の人数などの客層に関する変数と料理の消費量には,高い相関があることが示唆された.予測結果については,予測した消費量が実際の消費量を下回る場合があった.そのため,下回る原因を分析し,モデルを改善する必要がある.

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