1K-06
サケのふ化放流データの学習に関する検討
○小林賢哉,佐藤寛己,塩谷浩之(室蘭工大),春日井潔(北海道立総合研究機構)
北海道の重要産業であるサケ漁のための来遊資源は年々減少して漁獲やふ化増殖のための親魚確保に悪影響を与えており,資源量の回復が望まれている.
漁獲・生態系への影響などのバランスをとりつつ回復に繋げていく適切な資源利用のため,より正確な資源量予測が求められている.
今回はある年の漁獲量データと関係する放流データを組み合わせてニューラルネットで学習し,資源量の予測を行った.
さらには,既存手法であるシブリング法と組み合わせるため,来遊資源の大半を占める三年魚・四年魚のみを対象とした限定的予測についても検討する.

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