1H-04
MPS法による流体解析における重心ボロノイ分割を用いた粒子の初期位置設定法
○長谷川颯,荻野正雄,片桐孝洋,永井 亨(名大)
本発表では重心ボロノイ分割を用いて粒子の初期位置の設定を行うことでMPS法での流体解析にどの程度影響を与えるかを確かめる。
提案手法では格子状に生成した初期位置より、圧力分布が自然になることが見込まれる。またMPS法では粒子数密度を導入し,この密度が一定となるように陰解法で圧力のポアソン方程式を解くので、境界が球状に近い物で解析を行う場合、重心ボロノイ分割で移動した粒子は格子状に生成したものよりも粒子数密度が一定に近くなることが考えられ、計算負荷が軽減されることが見込まれる。また上記について3次元重心ボロノイ分割または重み付き重心ボロノイ分割についても行い効果があるのかを検証する。

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