1C-06
集合知を用いたメカニズム設計の検討
○櫻井祐子(産総研),小山 聡(北大)
人々の知を利用して計算機のみでは解決できない課題解決を目指すプラットフォームとしてクラウドソーシングがある.クラウドソーシングでは不特定多数の人々が作業を実施するため,作業品質が重要な課題となっている.人々に適切なインセンティブを与えるためのメカニズム設計は作業品質管理の有効な方式の一つであるが,理論的に望ましい性質を満たすメカニズムは直観的に理解し難い傾向にある.そこで,本研究ではクラウドソーシングに適したメカニズムを設計するために,人々の集合知を用いたメカニズムの設計方法について検討を行う.

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