1B-02
開発文書リコメンド技術に関する評価と考察
○齋藤鎮成,須永 聡,原田山人,宮尾 浩(NTT)
 特にウォータフォール型のソフトウェア開発において、下流工程における手戻りの発生を抑止するためには、上流工程で定義する要件定義書等の開発文書の品質向上が重要となる。
 そこで品質向上の1手法として、開発者が文書作成時に確認すべき文書を見落とさないことを目的に、関連文書をリコメンドする手法(開発文書リコメンド技術)を研究している。同技術は、検索対象の文書群に含まれる語の特徴を予め分析することで、開発者による検索時に、その検索語に対する共起語を追加付与し、確認すべき適切な関連文書を表示させるものである。
 本稿では、同技術を実際のソフトウェア開発に適用し、その有効性について評価を行った。

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