全体概要・司会:北川 博之 (筑波大学 システム情報系情報工学域 教授) | |
【略歴】1980年東京大学理学系研究科修士課程修了.日本電気(株)勤務の後,1988年筑波大学電子・情報工学系講師.同助教授を経て,現在,筑波大学システム情報系教授(計算科学研究センター教授兼任).理学博士(東京大学).専門:データ工学.日本データベース学会会長. |
15:20-15:25 全体概要 |
15:25-15:40 講演(1) 「実社会ビッグデータ利活用のためのデータ統合・解析技術の研究開発」:全体概要とデータ連携技術 | |
北川 博之 (筑波大学 システム情報系情報工学域 教授) | |
【講演概要】情報技術の発展及び情報化の進展に伴い,実社会の各種活動に伴い生成・取得されるデータは爆発的に増加しており,これらのビッグデータの利活用が強く求められています.昨年度から始まった文部科学省事業「実社会ビッグデータ利活用のためのデータ統合・解析技術の研究開発」では,データ連携技術,高性能データ融合解析技術,データ格納・可視化技術,システム統合化技術を軸に,実社会ビッグデータ利活用のためのデータ統合・解析技術の研究開発を行うとともに,社会実装を意識した実証実験を行うことを目的としています.本講演では,事業の全体概要とデータ連携技術の研究開発について報告します. | |
【略歴】1980年東京大学理学系研究科修士課程修了.日本電気(株)勤務の後,1988年筑波大学電子・情報工学系講師.同助教授を経て,現在,筑波大学システム情報系教授(計算科学研究センター教授兼任).理学博士(東京大学).専門:データ工学.日本データベース学会会長. | |
15:40-15:55 講演(2) 高性能データ融合解析技術 | |
徳山 豪 (東北大学 大学院情報科学研究科 教授・研究科長) | |
【講演概要】ビッグデータの利活用に必要なデータ融合解析技術についての研究開発について紹介する.特に,地図情報,交通プローブ情報などのセンサ情報,インターネット上の知識情報,ツイッターなどの不特定多数の発するユーザ情報のデータ融合を行い,それを用いた高性能な時空間マップの構築と意味解析を行う手法を中心に紹介する. | |
【略歴】1985年東京大学理学系研究科数学専攻博士課程修了,理学博士.1986〜1999 IBM東京基礎研究所研究員(内1992〜1993 IBM T. J. Watson 研究所研究員),1999年より東北大学大学院情報科学研究科教授,2014年より同研究科長.理論計算機科学,離散数学,アルゴリズム理論,データマイニングなどに従事. | |
15:55-16:10 講演(3) データ格納・可視化技術 | |
喜連川 優 (国立情報学研究所 所長/東京大学 教授) | |
【講演概要】ビッグデータの利活用に必要なデータ格納・可視化技術に関して紹介する. | |
【略歴】1983年東京大学情報工学専攻博士課程修了.工博.同年同大生産技術研究所講師,現在同教授.文部科学省科学官.本会理事,副会長,本会(2003年度)・ACM・IEEEフェロー.本会功績賞受賞(2010年度).専門はデータベース工学.ACM SIGMOD Innovation Award,特定領域研究『情報爆発』代表,内閣府最先端研究開発支援プログラム中心研究者. | |
16:10-16:25 講演(4) システム統合化技術:センサデータの統合化と流通基盤 | |
徳田 英幸 (慶應義塾大学 環境情報学部 教授) | |
【講演概要】ビッグデータの利活用に必要なシステム統合化技術におけるセンサデータの統合化と流通基盤に関して紹介する.特に,レガシーなハードウェアデバイスからのセンサデータだけでなく,スマートホンなどからの参加型センシングデータやセンサ化されたweb上のデータを統一的に扱う手法や異種センサデータを流通させるシステム基盤について報告する. | |
【略歴】1975年慶應義塾大学工学部卒.同大学院工学研究科修士.ウォータールー大学計算機科学科博士(Ph.D. in Computer Science).米国カーネギーメロン大学計算機科学科研究准教授を経て,1990年慶應義塾大学環境情報学部に勤務.慶應義塾常任理事を経て,現職.専門は,ユビキタスコンピューティングシステム,OS,Cyber-Physical Systems等.情報処理学会フェロー,日本ソフトウェア学会フェロー.現在,情報処理学会副会長,日本学術会議会員,内閣官房情報セキュリティ補佐官などを務める. | |
16:25-16:40 講演(5) 藤沢市における実証実験 | |
天笠 俊之 (筑波大学 システム情報系情報工学域 准教授) | |
【講演概要】本講演では,実社会ビッグデータ利活用のためのデータ統合・解析技術を用いた藤沢市における実証実験について報告する. | |
【略歴】1999年群馬大学大学院工学研究科修了.博士(工学).奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助手,筑波大学大学院システム情報工学研究科講師を経て,筑波大学計算科学研究センター/システム情報系准教授.データベース,データマイニング等の研究に従事.情報処理学会,日本データベース学会,ACM各会員.電子情報通信学会,IEEE各シニア会員. | |
16:40-17:50 パネル討論 実社会ビッグデータ利活用における課題と革新的解決手法 | |
【討論概要】国や地方自治体が所有しているオープンデータや様々なハードウェア/仮想センサから収集されたビッグデータを利活用していく上での技術的や社会的課題とそれらを解決すべき革新的手法について議論する. | |
パネル司会:山名 早人 (早稲田大学 情報理工学科 教授) | |
【略歴】博士(工学)(早稲田大学1993年).1993〜2000年通産省工業技術院電子技術総合研究所.1996年通産省機械情報産業局電子機器課課付.2000年早稲田大学理工学部助教授.2005年同大理工学術院教授,現在に至る.2010年〜日本データベース学会理事,2015年〜情報処理学会理事,電子情報通信学会ISS副会長.日本データベース学会論文賞,IBM Faculty Award,電子情報通信学会論文賞等を受賞.大規模データ解析,情報検索,並列・分散処理等の研究に従事. |
パネリスト:北川 博之 (筑波大学 システム情報系情報工学域 教授) | |
【略歴】1980年東京大学理学系研究科修士課程修了.日本電気(株)勤務の後,1988年筑波大学電子・情報工学系講師.同助教授を経て,現在,筑波大学システム情報系教授(計算科学研究センター教授兼任).理学博士(東京大学).専門:データ工学.日本データベース学会会長. |
パネリスト:徳山 豪 (東北大学 大学院情報科学研究科 教授・研究科長) | |
【略歴】1985年東京大学理学系研究科数学専攻博士課程修了,理学博士.1986〜1999 IBM東京基礎研究所研究員(内1992〜1993 IBM T. J. Watson 研究所研究員),1999年より東北大学大学院情報科学研究科教授,2014年より同研究科長.理論計算機科学,離散数学,アルゴリズム理論,データマイニングなどに従事. |
パネリスト:喜連川 優 (国立情報学研究所 所長/東京大学 教授) | |
【略歴】1983年東京大学情報工学専攻博士課程修了.工博.同年同大生産技術研究所講師,現在同教授.文部科学省科学官.本会理事,副会長,本会(2003年度)・ACM・IEEEフェロー.本会功績賞受賞(2010年度).専門はデータベース工学.ACM SIGMOD Innovation Award,特定領域研究『情報爆発』代表,内閣府最先端研究開発支援プログラム中心研究者. |
パネリスト:徳田 英幸 (慶應義塾大学 環境情報学部 教授) | |
【略歴】1975年慶應義塾大学工学部卒.同大学院工学研究科修士.ウォータールー大学計算機科学科博士(Ph.D. in Computer Science).米国カーネギーメロン大学計算機科学科研究准教授を経て,1990年慶應義塾大学環境情報学部に勤務.慶應義塾常任理事を経て,現職.専門は,ユビキタスコンピューティングシステム,OS,Cyber-Physical Systems等.情報処理学会フェロー,日本ソフトウェア学会フェロー.現在,情報処理学会副会長,日本学術会議会員,内閣官房情報セキュリティ補佐官などを務める. |
パネリスト:天笠 俊之 (筑波大学 システム情報系情報工学域 准教授) | |
【略歴】1999年群馬大学大学院工学研究科修了.博士(工学).奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助手,筑波大学大学院システム情報工学研究科講師を経て,筑波大学計算科学研究センター/システム情報系准教授.データベース,データマイニング等の研究に従事.情報処理学会,日本データベース学会,ACM各会員.電子情報通信学会,IEEE各シニア会員. |
パネリスト:福田 達夫 (藤沢市役所 総務部IT推進課 専任主幹) | |
【略歴】1985年藤沢市役所入庁. 保険年金課,契約課,情報統計課(現IT推進課). 市民自治推進課を経て2013年4月よりIT推進課. 2014年4月より現職. ※IT推進課での経歴. 庁内情報システム構築及び運用,庁内ネットワーク整備. 庁内システム構築ガバナンス担当等. |