7G-01
単フリット・ワームホール混在型ルーティングの提案
○杉岡純平,三浦康之(湘南工科大)
計算機の並列処理では、複数のプロセッサを結合してネットワークを構成し、それらを並列に動作させることにより処理を行う。単フリットパケットと、ワームホールルーティングなどの長いパケットが混在する通信において、ワームホールルーティングではフリットが格納されるキューに空きができる場合が多い。そこで、その隙間に単フリットパケットを格納するような構造にすることにより、性能の向上を図ることができる。本研究では、一本のリンクにワームホール用の仮想チャネルと単フリット用の仮想チャネルを用意し、一本のリンクに属するすべての仮想チャネルを一つのメモリで共有する手法を用いた場合についての動的性能評価を行う。

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