6ZB-07
高感度圧力センサによる喉頭拳上運動および嚥下音計測
○岩崎堅亮,鏑木崇史,栗原陽介(青学大)
加齢に伴い嚥下機能が低下してくると、餅のような粘性の高い食品を嚥下した際に誤嚥による窒息事故が発生することがある。特に日本は高齢社会を迎えており、窒息事故の件数が増加している。もし、誤嚥が起こりやすい粘性の高い食品を飲み込んだときに、同居者や介護者に自動的に注意を促すことができれば、誤嚥による窒息事故を未然に防ぐことが可能となる。本研究では、高感度圧力センサを用いて、嚥下時において発生する喉頭の挙上に伴う低周波の振動及び、嚥下音を計測することで、嚥下中の食品の粘性を推定する方法を提案する。

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