6G-08
機能ユニットの使用状況に基づくパイプラインステージ統合管理機構
○田中勇気,中野秀洋,宮内 新(東京都市大)
本稿では,パイプライン段数を動的に変化させることで目標スループットを達成且つ省電力化を図る,パイプラインステージ統合 (PSU) の管理機構について考える.省電力化を実現するための効率的な制御を目的として,機能ユニットの使用頻度に基づくPSUの管理機構を提案する.シミュレータを用いた実験を行い,主に以下の関係を明らかにする: (1) プログラムの特性,(2) 機能ユニットの使用頻度,(3) パイプライン段数,(4) 消費電力 (5)スループット.実験の結果から,スループットを目標値として省電力化を図るための最適な制御方法について議論する.

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