6G-05
FPGA上での4ALUプロセッサの並列・連鎖演算ユニットの設計
○岩見佑一郎,古川晋也,孟  林,山崎勝弘(立命館大)
近年の急速な半導体製造技術の発展により、LSIの小型化、高速化が可能となり、低消費電力化が進められている。さらに、マルチコアプロセッサやGPUといった、並列処理用プロセッサの性能が向上している。代表的なプロセッサとしては、VLIWプロセッサやベクトルプロセッサなどの高性能なプロセッサが挙げられるが、依存性がある場合、一時的に処理を止めなければならない。我々は依存性を動的に判断することで、演算を連鎖することにより処理を停止させずに命令を実行することができる。本稿では4ALUプロセッサの構成、並列・連鎖ユニットを述べた後、より命令を効率的に処理するように設計されたスケジューラについて述べる。

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