5Q-06
MIDIデータと自己組織化マップを用いた演奏曲調分類の研究
○垣田詩鶴香,三好 力(龍谷大)
一般的に人が何らかの用途で選曲する際は,歌手・作曲者・ジャンル・曲調等の特徴を利用していると考えられる.ジャンルや曲調は選曲の上で重要度が高いが,それらによる分類は感性を用いた曖昧なもので,歌手や作曲者と比べて,選別することは容易ではない.
本研究では,自己組織化マップを用いてMIDIデータの曲調分類を試みた.ジャンル・曲調の異なる多数の楽曲のMIDIデータをバイナリデータとして取得し,128次元あるいは16次元のヒストグラムを作成する.このヒストグラムを学習データとして自己組織化マップを作成し,楽曲とジャンル・曲調の関係を調べた.

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