3Z-01
DNAスペクトログラムを用いた符号化領域の探索
○河尻和樹,水田智史(弘前大)
近年、コンピュータを利用した配列解析による符号化領域の予測に関する研究が盛んに行われている。その中にDNA配列の周期性を利用した手法があり、一般に対象のDNA配列に含まれる4文字それぞれから数値列を作成し、それらに離散Fourier変換を施して得られるスペクトルが用いられている。しかし、これまでのところ、精度の高い結果は得られていないため、離散Fourier変換に代わって、高いノイズ耐性を有するRamanujan-Fourier変換が注目されている。本研究では、DNA配列にRamanujan Fourier変換を適用し、得られたDNAスペクトログラムを利用した符号化領域の予測について検討する。

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