3Y-02
複数センサ・コンテンツの連動による保菌者誘導効果の実証
○柳沢俊彰,皆月昭則(釧路公大)
例年、11月下旬から、4月にかけてインフルエンザが流行 し、国民の15%~20%が感染する。特に、季節性インフル エンザは、短期間に集中して発症するために、社会・経済的な影響は大きい。個人レベルでの予防法としてWHO(世界保健機関)は手指消毒の促進が最重要事項であると実施を呼びかけているが、今回独自に意識調査を行った所、消毒行為の遵守率は低く、人々は手指衛生剤容器の存在を十分に認識していながら、日常的な手指消毒行為の実施には至っていないという実態が確認出来た。そこで本研究ではICASSと呼ばれる先行開発システムを発展させ、GoD(Gadget of Disinfecting)と呼ぶ新たな手指消毒支援システムを開発し、保菌者誘導効果についての検証を行い、その有意性について分析を行った。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会