3X-06
周辺車両との匿名会話システムによる渋滞遭遇時のストレス軽減と他車配慮運転の促進
○上田真聖,北村尊義,泉 朋子,仲谷善雄(立命館大)
交通渋滞の発生時には、自動車の運転手がストレスを感じ、そのストレスが他車への配慮を欠く運転を誘発してしまうことが懸念される。本研究では、同じ渋滞に遭遇している車両の運転手同士が匿名で気軽に会話できるシステムを提案する。本システムにより、会話好きな運転手同士が楽しく会話できれば、渋滞によるストレスが軽減し、他車に配慮する運転が促進されると考えられる。本研究では、携帯型脳活動計測装置を用いた実験を実施し、渋滞に遭遇した際に本システムが運転手のストレス軽減に効果的であるのかを検討した。また、アンケートとインタビュー結果から、他車に配慮する運転が促進されたのかを評価した。

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