3K-05
SOMによるプロ野球選手のクラスタリングとAHPによるチーム補強戦略の意思決定
○榎元将大,小原和博(千葉工大)
本発表では、第一に、SOM(自己組織化マップ)を用いてプロ野球選手のクラスタリングを行う。プロ野球12球団の投手を例に取り上げ、投球回数、勝利数、防御率など12項目を属性としてクラスタリングする。第二に、各クラスタの特徴を分析して選手の特徴を把握する。第三に、SOMを用いてチームの補強戦略をいくつか考案する。ここではヤクルトの先発投手と、セットアッパーの補強を例に取り上げ、他球団から獲得可能と思われる補強選手候補をリストアップする。第四に、AHP(階層分析法)でチーム補強戦略の意思決定を行う。具体的には、能力、年齢、年俸などを評価基準として、いくつかのシナリオ(能力優先、年俸優先など)で意思決定する。

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