3E-03
CiscoTerminalの開発と授業における学習効果の検証
○井手広康(愛知県立衣台高等学校),奥田隆史(愛知県大)
専門情報科目「ネットワークシステム」において、Cisco社製のスイッチとルータを使用して実習形式での授業を行っている。しかし、生徒にとっては多岐に渡るコマンドを短期間で暗記しなければならず、ここに時間を割くことで「ネットワークを構築する知識・技能を身に付ける」という授業の目的から、「ネットワークを構築するコマンドを暗記する」という目的へと趣旨が大きく逸脱してしまうことが懸念される。このような事態を避けるため、コマンドを暗記するのではなくリストから選択して入力することができるターミナルソフトウェアを開発した。当ソフトウェアを実習授業に導入し、その学習効果についての検証を行う。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会