2W-02
Shadow Memoryを用いたプログラムローダによりHeap-based Buffer Overflow攻撃を緩和する手法の提案と実装
○渡辺亮平,角田佳史,堀 洋輔,馬場隆彰,宮崎博行,王  氷,近藤秀太,齋藤孝道(明大)
メモリ破損攻撃に悪用される脆弱性の一つに,Heap-based Buffer Overflow脆弱性がある.近年,CVEにおいて,Heap-based Buffer Overflow脆弱性は,様々なソフトウエアで一定数報告されている.Heap-based Buffer Overflow脆弱性が悪用されることで,サービスのクラッシュや任意のコードが実行される可能性があり,問題となっている.そこで,本論文では,実行ファイルに適応できるShadow Memoryを用いたプログラムローダによりHeap-based Buffer Overflow攻撃を検知する手法の提案,実装および評価を行う.

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