2R-04
うつ病患者の周辺看護者に向けた構造化検索結果の可視化
○齋藤俊英(はこだて未来大),荒牧英治(奈良先端大),宮部真衣(和歌山大),平田圭二(はこだて未来大)
うつ病患者を身近で手助けする周辺看護者は,自身の持つ固有の状況に類似した他者が発信した情報を求めているが,既存のキーワード検索はこのような状況を考慮した検索には適さない.本研究では,周辺看護者の行う検索の支援を目的とし,これまでにSVMによる文章の自動分類とCRFによる自動タグ付けを用いた検索手法を提案,またそれぞれの学習データの10分割交差検定による評価を行った.本論文では,ユーザの悩みの入力から類似した文章の出力までを行う一貫したシステムの実装を目指し,カテゴリとタグで抽出した情報を可視化することによって,検索結果として出力される文章を一読しなくてはならないわずらわしさを解決するシステムを作成したので,それについて報告する.

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