2R-02
CSR企業総覧を用いたテキストマイニング技術による収益の増減予測
○三塚 協,大和田勇人,金盛克俊(東理大)
 本研究の目的はCSR企業総覧に記述されているテキスト情報から、各企業の次年度の収益増減を予測することである。CSRは企業の社会的活動を表しており、企業の財務的な成長に大きな影響を与えると言われている。収益の予測には数値データを用いた研究は多く報告されているが、テキスト情報を用いた例は多くない。
 本研究ではテキスト情報をTf-idfのベクトルに変換し、統計的機械学習手法であるSVMを使用して分類モデルを構築する。企業ごとの前年度からの収益の増減を分類クラスとし、前年度のテキスト情報から、次年度の企業の収益の予測を行う。実験では2011年から2015年度のデータを用いて、評価を行う。

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