2H-05
FPGA上でのクアッドパイプラインを用いたBLOB検出
○真崎世文,孟  林,山崎勝弘(立命館大)
Binary large Object(BLOB)検出は、車載カメラ、監視システムなどの交通システムや、動画像内物体の追跡など、様々な分野で用いられており、画像中の対象の認識速度の向上が重要である。BLOB検出では、ラベリングによる画素同士の繋がりを認識する必要があるが、ラベリングはデータの依存性があり、処理そのものの並列化は困難である。本研究では、Field Gate Programmable Gate Array(FPGA)上でクアッドパイプラインシステムを用いての高速化により、様々な処理に対しての適応を図る。クアッドパイプラインシステムとは、画像を上下に4分割し、それぞれにパイプライン処理を行うものである。本研究では、並列でラベリングを簡略化した処理を行い、認識した画素の連結成分を評価し、BLOBを検出する。

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