1N-08
特徴量を用いた甲骨文字の候補テンプレート抽出と認識
○石井康史,藤川佳之,孟  林,山崎勝弘(立命館大)
本研究では、画像処理を用いた甲骨文字の高認識精度な認識を目的として研究を行っている。これまでは、認識対象画像に対して、ノイズ除去、骨格抽出、正規化、テンプレートマッチングによって文字の認識を行ってきた。認識対象に対して、正しいテンプレートを用いることで、十分な認識率を得ることが可能となっている。今回は、約2,000文字存在する甲骨文字テンプレートから正しいテンプレートを探索することが目的である。全てのテンプレートから探索するには、認識に時間が掛かってしまうため、データベースから候補となるテンプレートを絞る必要がある。そこで、画像から特徴量を抽出し、その特徴量に合ったテンプレートを候補テンプレートとして抽出することを目指す。

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