1N-07
HOGにおける輪郭角度計算を用いた甲骨文字の特徴点抽出
○藤川佳之,石井康史,孟  林,山崎勝弘(立命館大)
甲骨文字は漢字の祖形といわれており、これらの文字の解読は文字の起源、歴史研究に対し、非常に重要視されている。しかし、劣化が原因で、認識にくい課題が存在している。我々は、画像処理技術を用いて甲骨文字の認識、また認識システムの実用化を目指している。本研究では、従来の甲骨文字認識手法を用いて、候補テンプレートからの自動認識に適応するべく、特徴点の抽出を行う。まず、ノイズ除去を行った画像に対して、HOG特徴量抽出を応用した輪郭角度計算を用いて、変化点の抽出を行う。次に、クラスタリングを用いて、変化点の結合を行うことにより、検出対象画像に含まれる特徴点の抽出を行う。

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