ビッグデータブームによって機械学習や統計科学をはじめとするアナリティクス技術がにわかに注目を浴びており、各所でデータ解析の取組が盛んに行われています。 しかしながら、ただ単にアナリティクス技術を適用しさえすればデータから素晴らしい価値が自動的に得られるというものではなく、データからアクションに結び付けていくことはそれほど容易なことではありません。本セミナーでは「予測」と「意思決定」、すなわちアクションにつながるアナリティクス技術に焦点を当て、最新技術動向と先進的応用を中心に基礎から解説します。
コーディネータ:鹿島 久嗣(京都大学 大学院情報学研究科 知能情報学専攻 教授)
【略歴】1999年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。2007年京都大学大学院情報学研究科博士課程修了。1999年から2009年までIBM 東京基礎研究所勤務。2009年より東京大学大学院情報理工学系研究科准教授を経て2014年4月より現職。機械学習、データマイニングの研究に従事。博士(情報学)。2009年情報処理学会長尾真記念特別賞。2012年マイクロソフトリサーチ日本情報学研究賞。2013年船井情報科学振興財団船井学術賞等を受賞。