情報処理学会 短期集中セミナー

ワークプロダクトレビューの技術とプロセス

〜レビュー技術・事例と標準化最新動向の紹介〜

プログラム

  • 2017年10月16日 申込受付は終了しました。
  • 2017年10月10日 申込締切を13日(金)まで延長しました。
  • 2017年09月06日 Webサイト公開。申込受付中。

日時: 2017年 10月18日(水) 13:15~18:00
(受付開始:13:00〜)

会場: 機械振興会館 地下3階 研修1号室


協賛:NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会、一般社団法人IT検証産業協会、一般財団法人日本科学技術連盟


後援:特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会


 ソフトウェアの品質向上のため、要件定義書や設計書などワークプロダクトのレビューは重要です。2017年2月にISO/IEC 20246:2017 (ワークプロダクトレビュー)がレビュー技術やプロセスを定義する国際標準として発行されました。
 本セミナーでは、このISO/IEC 20246:2017発行を機会に、レビュー技術や事例、また標準化最新動向を紹介・解説します。まず、レビューの技術やプロセスについて一般的なものから最新情報など、また、産業界での適用事例を紹介します。さらに、ISO/IEC 20246:2017の解説を行います。最後に、パネルディスカッションを行い、レビュー技術の事例や国際標準の意見交換を行います。 本セミナーは、ワークプロダクトのレビューを計画、管理、実施を行うシステムおよびソフトウェア産業に従事する全ての方を対象としています。

※CITP『CPDプログラム受講証明書』発行対象イベント

ワークプロダクトレビューの技術とプロセス

〜レビュー技術・事例と標準化最新動向の紹介〜

プログラム


コーディネータ

ITSCJ SC 7/WG 26主査 西 康晴(電気通信大学)
西 康晴

【略歴】電気通信大学にてソフトウェアのテストや品質保証、安全性、開発組織の品質経営などについて研究や教育、コンサルティングを行っている。ISO/IEC JTC 1/SC 7/WG 26(ソフトウェアテスト・ISO/IEC/IEEE 29119など)国内委員会主査、NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)理事長、財団法人日本科学技術連盟ソフトウェア品質委員会(SQiP)副委員長、NPO法人組込みソフトウェア管理者技術者育成研究会(SESSAME)副理事長なども務める。

[13:15]
オープニング

西 康晴(電気通信大学)

[13:25]
ソフトウェアプロダクトレビューの基礎と研究動向

ソフトウェアプロダクトレビューは実行可能なプログラムが存在しない時点でも実施できる欠陥検出技法です。本講演では、ソフトウェアプロダクトレビューの基礎と研究動向を紹介します。ソフトウェアプロダクトレビューの基礎として、目的、参加者の役割、欠陥の検出例を示し、ソフトウェアプロダクトレビューの原理を理解いただきます。次に、検出した欠陥を早期に修正することによって得られる欠陥の修正コストや欠陥の見逃しリスクの低減といった効果を解説します。最後に、これまで研究分野で議論されてきたソフトウェアプロダクトレビューの技法や技術を紹介した上で、近年注目を浴びているModern Code ReviewやArchitecture Tradeoff Analysis Methodを紹介します。


森崎修司(名古屋大学)
森崎修司

【略歴】名古屋大学 大学院情報学研究科 情報システム学専攻 准教授。2001年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了後、情報通信企業においてソフトウェア技術者としてクラウドサービスの企画、開発、運営に従事する。博士(工学)。2005年より奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科研究員、静岡大学情報学研究科助教等を経て、2013年より現職。研究として議論の価値があり、実務にも役立つ研究テーマ設定を心がけながらソフトウェアレビュー、ソフトウェア計測を主軸に実証的ソフトウェア工学の研究、教育に従事する。近著に『なぜ重大な問題を見逃すのか? 間違いだらけの設計レビュー』(日経BP社,2013)がある。

[14:15]休憩

[14:25]
ISO/IEC 20246:2017 Work Product Reviewsの解説と活用案

ISO/IEC 20246:2017 Work Product Review(以降20246)は、プロジェクト計画や要求仕様書,設計文書、テスト計画書などのワークプロダクトのレビュープロセスやレビュー技法、文書化について定義しています。本講演では、講演者が20246のコエディタを勤めた経験から20246の解説を行います。また、組織や個人のワークプロダクトレビューへの20246活用案を紹介します。


増田 聡(日本アイ・ビー・エム(株))
増田 聡

【略歴】日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所研究員。1991年日本アイ・ビー・エム(株)入社。テストコンサルティングなどのテスティングサービスをお客様に提供。2014年からIBM東京基礎研究所において、サービス・ソフトウェア・エンジニアリング研究に従事。情報処理学会情報規格調査会SC 7/WG 26 幹事、特定非営利活動法人ソフトウェアテスト技術振興協会理事。

[15:15]
レビューツールの標準化への取り組み

ISO/IEC JTC 1/SC 7/WG 4ではツールと環境の規格を開発している。この中で「ツールの評価と選定」に関する全体規格ISO/IEC 20741を2017年5月に発行した。この全体規格に続く一連のツール分野ごとのツールが持つべき機能を定義する規格郡を開発している。その中の一つとして「レビューツール」に関する機能を定義する規格を開発すべく活動をはじめた。具体的には2016年6月の蘇州全体会議の決議文1975で、プロジェクト設立投票をすることが承認された。現在はWorking Draftを開発中であり、1年以内にはNP(新規プロジェクト開始)投票、CD(委員会原案)投票を実施すべく活動している。本講演ではその規格の考え方と骨子を紹介する。


薮田和夫(南山大学)
薮田和夫

【略歴】1976年富士通入社。以来SEの共通技術部門において企業システムのシステム生産技術に一貫して従事。作業標準、技法、ツール研究、製品開発から適用推進に至るまで幅広く活動。またISOやJISなどの標準化も積極的に参画。現在は、ISO/IEC JTC 1/SC 7/WG 4(ツールと環境)、同WG 26(ソフトウェアテスト)の国内委員会の主査および委員を務め、複数規格の国際エディタも務める。2015年7月より南山大学理工学部ソフトウェア工学科の客員教授。

[15:30]休憩

[15:40]
狙いの明確化によるレビュー改善事例

ソフトウェア開発において、ドキュメントやコードのレビューは、品質向上のために重要な活動ですが、開発現場では、レビューに投入したコストに見合った効果が得られている実感がないという課題がありました。そこで、レビューで検出したい欠陥を明確化し狙いに合わせたレビューの実施時期、実施方法を定めることにより、開発現場が効果を実感できるレビューに改善しました。本セッションでは、レビュー観点の分類、レビュー技法の使い分け、実施シナリオなど改善活動の中で定めた実施方法について紹介します。


細谷泰夫(三菱電機(株))
細谷 泰夫

【略歴】主に通信システムに関連するソフトウェア開発に従事。2016年からは全社の事業におけるソフトウェア開発現場の改善を支援している。社外活動として、アジャイル開発、派生開発、テスト、レビュー等のコミュニティ活動に取り組んでいる。SQiPシンポジウム実行委員、『わかりやすいアジャイル開発の教科書』(共著)。

[16:30]休憩

[16:40]
パネルディスカッション「レビュー技術の研究と活用」

レビューの技術やプロセスの研究から活用までその動向や事例など、またそれらに対する考えを各パネリストから発表していただき、意見を交わす。


司会:西 康晴(電気通信大学)
西 康晴

【略歴】電気通信大学にてソフトウェアのテストや品質保証、安全性、開発組織の品質経営などについて研究や教育、コンサルティングを行っている。ISO/IEC JTC 1/SC 7/WG 26(ソフトウェアテスト・ISO/IEC/IEEE 29119など)国内委員会主査、NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)理事長、財団法人日本科学技術連盟ソフトウェア品質委員会(SQiP)副委員長、NPO法人組込みソフトウェア管理者技術者育成研究会(SESSAME)副理事長なども務める。

パネリスト:森崎修司(名古屋大学)
森崎修司

【略歴】名古屋大学 大学院情報学研究科 情報システム学専攻 准教授。2001年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了後、情報通信企業においてソフトウェア技術者としてクラウドサービスの企画、開発、運営に従事する。博士(工学)。2005年より奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科研究員、静岡大学情報学研究科助教等を経て、2013年より現職。研究として議論の価値があり、実務にも役立つ研究テーマ設定を心がけながらソフトウェアレビュー、ソフトウェア計測を主軸に実証的ソフトウェア工学の研究、教育に従事する。近著に『なぜ重大な問題を見逃すのか? 間違いだらけの設計レビュー』(日経BP社,2013)がある。

パネリスト:細谷泰夫(三菱電機(株))
細谷泰夫

【略歴】主に通信システムに関連するソフトウェア開発に従事。2016年からは全社の事業におけるソフトウェア開発現場の改善を支援している。社外活動として、アジャイル開発、派生開発、テスト、レビュー等のコミュニティ活動に取り組んでいる。SQiPシンポジウム実行委員、『わかりやすいアジャイル開発の教科書』(共著)。

パネリスト:増田 聡(日本アイ・ビー・エム(株))
増田 聡

【略歴】日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所研究員。1991年日本アイ・ビー・エム(株)入社。テストコンサルティングなどのテスティングサービスをお客様に提供。2014年からIBM東京基礎研究所において、サービス・ソフトウェア・エンジニアリング研究に従事。情報処理学会情報規格調査会SC 7/WG 26 幹事、特定非営利活動法人ソフトウェアテスト技術振興協会理事。

[17:50]クロージング

参加申込

<参加費>
正会員 12,000円(税込)
非会員 15,000円(税込)
学生 6,000円(税込)

【注意事項】


申込締切:2017年10月13日(金)
申込受付は終了しました

お申し込み

会場

情報処理学会 短期集中セミナー会場:
機械振興会館[〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館 地下3階 研修1号室]

http://www.jspmi.or.jp/kaigishitsu/access.html

FAQ

参加証引換券はいつ送られてくるのですか?
事務局より電子メールで開催1週間前にお送りいたします。ご来場の際は、必ずプリントアウトしてご持参頂き、受付にお渡しください。

参加証引換券メールが見当たりません(またはなくしてしまった)。
受付番号、参加申込者様のお名前、メールアドレスを事業部門宛seminar@itscj.ipsj.or.jpまでメールにてご連絡ください。なお、会場受付にて、受付番号、お名前を申し出て頂ければ大丈夫ですが、混在具合によっては当日受付に時間がかかる場合があります。「短期集中セミナー」参加証引換券メールは紛失しないよう大切に保管してください。

会社の手続き上開催日までに振込みができないのですが?
請求書と共に「送金連絡票」をE-mailにてお送りいたします。10月16日(月)までに「送金連絡票」にて送金予定日をお知らせください。

クレジットカードで支払えますか?
いいえ、銀行振込でお願いしております。

領収書を発行してほしいのですが?
請求書と共に「送金連絡票」をE-mailでお送りいたします。「送金連絡票」に必要事項をご記入のうえseminar@itscj.ipsj.or.jpまでご返信ください。

申込みをキャンセルしたいのですが?
イベント前日までに必ずE-mailでseminar@itscj.ipsj.or.jpへご連絡ください。無断欠席、イベント開催後のキャンセルは準備の都合上参加費をいただきます。なお、代理での参加は可能です。参加証引換券を代理の方にお渡しください。