FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
イベント企画
第7回相磯杯 The 2nd RECONF/CPSY/ARC/GI Trax デザインコンペティション 予選
9月7日(水) 9:30-12:00
第5イベント会場(共通教育棟B棟2階B21)
【セッション概要】 高度化・多様化が進むコンピュータシステムの基盤技術を支える研究者・技術者の育成と交流・研究開発の成果検証を目的に、零和二人ゲームであるTraxを題材とした設計コンテストを開催します。ゲームはルールが明確で評価がしやすく、また、それ自体が興味深いことから、情報処理の例題として盛んに用いられ、探索、データベース、機械学習、専用アーキテクチャなど広い範囲で大きな成果につながっています。本企画では、参加者に、予め、FPGA上の専用回路あるいはソフトウェアとしてTraxプレーヤを設計してもらいます。当日は、参加者が設計したプレーヤを持ち寄り対戦させ勝敗を競います。システム設計技術・アーキテクチャ技術・リコンフィギャラブル技術・人工知能応用技術やヒューリスティック探索技術および関連技術について、先端の研究開発の成果をアピールする機会となることを目指します。
9:30-10:00 司会
天野 英晴(慶應義塾大学 理工学部情報工学科 教授)
【概要】 シンポジウムの最初に、以下に続く連続講演のアウトラインを紹介する。
【略歴】 慶應義塾大学理工学部情報工学科教授。工学博士。電子情報通信学会フェロー。計算機アーキテクチャの研究に従事。
10:00-10:30 司会
泉 知論(立命館大学 理工学部電子情報工学科 教授)
【略歴】 1992年、東京工業大学工学部情報工学科卒。1998年同大学院理工学研究科電気電子工学専攻博士課程修了。1998~2005年、京都大学大学院情報学研究科助手。2005~2016年、立命館大学理工学部助教授/准教授。2016年~同教授。1998年~株式会社シンセシス主幹研究員を兼務。電子情報システムの設計ならびに設計技術に関する研究開発に従事。
10:30-11:00 司会
大川 猛(国立大学法人 宇都宮大学 大学院工学研究科 情報システム科学専攻 助教)
【略歴】 2003年東北大学大学院工学研究科電子工学専攻博士後期課程修了。同専攻でポスドクを1年間勤めた後、2004年に産業技術総合研究所に入所。以来、組込み・FPGA向けのソフトウェア・ハードウェア協調システム設計手法に関する研究に従事。2009年から(株)トプスシステムズにて、独自のヘテロジニアスマルチコアの研究開発を行った後、2011年12月に宇都宮大学大学院工学研究科情報システム科学専攻に着任(助教)。ACM、情報処理学会、電子情報通信学会各会員。
11:00-11:30 司会
長名 保範(琉球大学 工学部電気電子工学科 助教)
【略歴】 2006年慶應義塾大学大学院理工学研究科博士後期課程修了、2011年から現職。計算機アーキテクチャ・リコンフィギャラブルシステムとその応用を研究。
11:30-12:00 司会
柴田 裕一郎(長崎大学 大学院工学研究科電気・情報科学部門 准教授)
【略歴】 2001年慶應義塾大学大学院理工学研究科計算機科学専攻後期博士課程修了。2001年より長崎大学助手、講師を経て現在准教授。2006年サウスカロライナ大学客員研究員。リコンフィギャラブルコンピューティングの研究に従事。