抄録
RO-013
環境計測から得られる環境音データのサービス利活用への挑戦 ―環境音データの分類法について―
○河本 満・幸島明男・車谷浩一(産総研)
環境計測によって得られる音データを取り上げる。センサにはマイクロフォンアレイを用いて、環境音を計測し、観測した環境音から、現在の音環境の状態を把握、その把握状況をサービスに応用することを目的とするサービス工学に関わる研究を取り扱う。この目的を達成するため、本論文では、「どこで」、「どのような」音が発生したかが把握できる手法を用いた未知の音環境から得られる環境音データの分類法を提案し、分類されたデータから現状を把握する考え方について報告する。