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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
RO-012
多品種対応ドメインを用いたモデル駆動開発の実現
根路銘崇(電通大/日本IBM)・沼尾雅之(電通大)
多品種開発に関して,アプリケーション実行フレームワークへの変換が可能な汎用的な多品種開発のためのアプリケーション開発手法が未だ存在していない. IT開発では,組込みのような物理的特性が存在しないため,設計の自由度が大きいことが課題である.我々は,多品種開発を必要とする金融商品等に適用可能なドメイン特性を定義し,多品種に対応するUMLを拡張したドメインモデルの実現法を考案した.また,依存性注入のためのDIコンテナを保有するアプリケーション実行フレームワークのための変換を可能とする.これにより,本研究で定義するドメインモデルを用いて,PIM, PSMから実装コードまでの設計開発を可能とする.