抄録
M-008
ヘルスプロモーションを考慮した身体活動管理支援システムの開発
◎渡邊宏尚・皆月昭則(釧路公大)
ヘルスプロモーションは「人々が自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセス」であり、自らの健康を維持・向上させる不断の努力が欠かせない。身体活動は、生活活動と運動をあわせたものであり、体を動かしたという本源的な欲求にこたえているが、包括的な評価は行われていない。身体活動量は、生活活動量と運動量に区分して包括的な計算し、基準値と一定の強度で年齢別に導出評価ができる。本研究では包括的な身体活動量評価の概念をスマートフォンアプリ(クラウド環境)に実装して、主体的なヘルスプロモーションと他者の身体活動量を参照して行動変容を促進するようなサービス環境を構築した。