抄録
K-028
複数要約筆記文連携による要約筆記品質向上の試み
○高尾哲康(富山国際大)
講演会やセミナーなどにおける聴覚障害者・難聴高齢者に対する情報保障手段のひとつに要約筆記があり、自治体やNPOなどの支援を受けて要約筆記者派遣活動が広まりつつある。これまで、要約筆記者のスキルや要約品質向上のために定量的評価ができるシステムを試作してきた。このシステムにより、要約筆記者が自己の改善点を容易に見つけ出すことができる。今回、複数人の要約筆記文を連携することで品質向上を目指す試みについて報告する。