
抄録
J-017
明度・コントラストを考慮した画像の最適強調条件
◎森 絢一・田村 仁・滝田謙介(日本工大)
画像の主観的な見た目に係わる要素には、コントラストや明度そして輪郭の強調などが考えられる。大多数の人が好ましく感じる見た目を、これらの要素を調整して得られれば広告、製品の調整に使うことができる。本稿では、コントラストや明度、輪郭強調の強弱の調整をした様々な画像を作成して、主観評価実験をすることで、その好ましい組み合わせを評価する。まず、自然物の画像数種類の明度、コントラストを2段階で処理を施し、さらに画像強調処理を2段階施し主観評価を行う。大学生を対象に眼鏡の有無によって視力の良し悪しのグループで差が出るか実験を行った。主観評価にはSD法を使用し5段階評価によって統計を取った。